ソムリエは、ワインに関する資格です。
ソムリエ協会では、ワインエキスパートなど実務経験が無くても取れる資格を認定しています。
ソムリエは、レストランでワインを専門に給仕してくれる人のことですよね。料理に合ったワインを選んで
くれてサーブしてくれます。
ソムリエの国際コンクールで日本人が優勝して、注目があがりソムリエの認知度が高くなりましたね。
ソムリエになるためには、日本ソムリエ協会が実施している民間資格の試験に合格しなくてはなりません。
5年以上飲食店に勤務している実務の経験が必要です。
ソムリエの本家のフランスでは、ソムリエの資格は国家資格です。ワインの文化の歴史を感じさせますね。
ソムリエで有名なのは、田崎真也氏ですね。田崎真也氏は、ソムリエの国際コンクールで優勝して、
TVの料理の鉄人にも出演して勝利を収めています。現在は、日本ソムリエ協会の副会長ですね。
日本ソムリエ協会では、受験するために酒類の販売流通に3年以上の実務経験が必要なワインアドバイザー資格
や実務経験がいらないワインエキスパート資格などを認定しています。
ソムリエが選定する、ワインの世界はとても広くて奥が深いですよね。
ワインの赤、白、ロゼ、スパークリングはいうに及ばず、ぶどうの品種、生産地、国別の特徴、
醸造の方法など学ぶべきものはたくさんあります。
また、味を確かめるための試飲は欠かせないですね。ワイン銘柄は、国ごとに特徴があり、年によっても
味が異なりますから、その本数は膨大です。
ソムリエになろうとされる方は、味覚が大切です。ワインごとの繊細な味わいをチェックすることが
できるようになる必要があります。
実際に現地に行って、ワイン醸造所や生産地を訪ねてワインの理解を深めている方もいらっしゃいますね。
ワインにはまると、とめどなく追求したくなるものです。
ソムリエの資格を取ってからが本番ともいえますので、ワインの知識は常に収集していく姿勢が大切ですね。
また、ソムリエは料理に合わせてワインをすすめますので、料理の方の知識も必要となってきます。
新しいワインを試してみて、お気に入りが増えるのは嬉しいですよね。
ワインを純粋に楽しまれる方も、ワインについての製法や歴史を調べてみるとさらにワインがおいしく頂けますよ。
ソムリエという言葉が認知されるにつれて、ワインのソムリエ以外にもいろいろなソムリエが出てきました。
野菜のソムリエは、日本ベジタブル&フルーツマイスター協会が認定する資格で、野菜に関する知識が問われます。
ハウス野菜が浸透して、旬を感じることが少なくなりつつありますが、本来の野菜の旬を知ることは意味があります。
食の安全性の問題も、最近マスコミなどによく取り上げられ注目されていますね。
農薬やBSE問題で、特に食の安全性が重要視されるようになりました。
米にもソムリエがあります。正式には、米・食味鑑定士ですが、民間団体の米・食味鑑定士協会が認定を行っています。
2日間の講習の後に試験に合格すると、米・食味鑑定士(通量お米のソムリエ)を誰でも名乗れます。
米に関しては、日本米穀小売振興会がお米マイスターの資格の認定を行っています。
3つ星や5つ星など技術に応じて、ランクわけがしてあります。お米マイスターは実際に米の販売を行っている店舗向けになります。
米も輸入自由化や農家の減少問題など、課題が山積みですね。